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Microsoft社が2001年11月に発売したパソコン用OS。一般家庭向けの「Home Edition」とパワーユーザ・企業向けの「Professional」の2製品があり、それぞれWindows Meの後継、Windows 2000 Professionalの後継と位置付けられている。家庭・一般向けの各OSは、Windows 95で投入された、いわゆる「9xカーネル」というOS基盤を採用し、企業向けのOSはWindows NTで新たに開発された「NTカーネル」を採用していた。この「2本立て」構造はWindows Me・Windows 2000時代まで続いてきたが、Windows XPでは両製品ともNT系列のWindows 2000ベースのカーネルを採用し、両系列の基盤部分が統合された。したがって、Windows XP ProfessionalはWindows 2000のマイナーバージョンアップという形になる一方、Windows XP Home EditionはMS-DOSからWindows 95へ移行したとき以来の大幅バージョンアップとなった。この大幅な変更により、Windows 3.1以来続いてきたシステムリソースの制限が事実上消滅し、堅牢なプロセス管理機能を利用できるようになった。シェル部分ではユーザインターフェースが大幅に変更され、従来デスクトップに置かれていた「マイコンピュータ」などのアイコンがスタートメニュー内に移動したほか、随所にウィザード風の項目が配置されている。また、従来とは大幅に外観や操作方法が異なる、「Luna」と呼ばれるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)が選択できるようになった。このほか、Windows Meに用意されていたシステムの復元機能が強化されて搭載されるなど、Windows 2000をベースとしつつもWindows Meで追加された機能も一部搭載されている。Windows XPには互換モードが用意されており、Windows XPで正常に動作しなくなったアプリケーションソフトの一部を旧バージョンのWindows(Windows 95以降/Windows NT 4.0以降)をエミュレートして動作させられる。Home Edition版とProfessional版の違いは、ファイルのアクセス権管理機能(ファイルシステムは両バージョンともNTFS)のほか、主にネットワークベースの管理機能の有無となっており、企業ネットワークで集中管理を行なうなどの用途にはProfessional版を使用する必要がある。